一般的なおから料理

 

おからが脂肪燃焼に効果的であることがわかったと思いますが、おから成分は特別なサプリメントではなくても充分に効果を発揮しますから、普段の食卓におから料理を採り入れることでもOKです。

 

おからは、油揚げ、椎茸、にんじんなどといっしょに甘めの出汁で煮付けるのが一般的な調理法で、単に卯の花と呼ばれることや炒り卯の花と呼ばれることが多いようです。これはおから自体の甘みが加わって独特の風味があり、煮魚などの残った出汁を再利用してもおいしく仕上がります。

 

卯の花炒は、少量のゴマ油と卯の花をたえず杓子でかき混まぜながらよく炒める料理で、油揚げ、にんじんなどに煮出汁、醤油、砂糖、酒、みりんで下煮をしたものと併せて炒りあげます。アサリのむき身、焼きハゼ、焼乾、煮乾の雑魚などをみじんに刻んで加えると更においしくなります。

 

他には卯の花汁も馴染みがあると思います。これは、サケ、ブリ、ニシンなどの塩蔵品を適宜に切って煮出して、ダイコン、ニンジンをコンニャク、油揚げを刻んで加えた煮もの料理で、仕上げにネギの五分切りを入れて、おからはドロドロになる位混ぜたものがおいしいと評判です。

 

魚の塩味だけで薄い人は、食塩や酒、味噌を加えてもOKで、薬味には青のり、こしょう、七味蕃椒などが合います。他にも卯の花鮨や卯の花メシなども変化があっておいしいと思います。